Hiroaki Tanaka Column代表田中宏明コラム
ピラティス
快適な日常生活を送る
自観と自感。
昨日に引き続き、イントロスペクション(スペクティブ)の話題です。
今日はスタジオでのセッションが続き、オンラインピラティスレッスン、
合間に携帯ショップで用事を足して、そしてスタジオでのセッションDAYです。
あいにくの天気で、
天気が良ければ、外でもRUNしようかなと思いましたが断念。。
さて、本題です。
ピラティスでは、
自己の呼吸
静止している状態でも
動いている間でも
常に自分に意識を向けて動いていきます。
自分を感じようとすることで、
自分を観察していこうということですね。
「感じるのが難しい」…
それは感じようと意識を向けられているのでOKです。
「分からない」…
何が分からないのでしょうか?インストラクターの言っていること?
自分のどこに力が入っているのか?
例えば、お尻に力が入っている?と問われて、
「わかりません」と答えたとしても、
今、どこに力が入っていますか?と問われたら、
腰や前ももですと答えることが出来れば、
しっかり自分の体に意識を向けて、
感じ取ることが出来ているので、
まずは、そのことを承認してあげましょう。
この承認は、数年前まで中々出来なったですね。
子育てを通して、
無条件・条件付きのストロークを考えて使うようになりました。
クライアントのピラティス&運動歴にもよりますが、
初心者・初級レベルであれば、
「難しい」「分からない」という感情を出来るだけ、
取り除いてあげることが重要です。
分からなかった感覚をわかるようになることが楽しい。
自分と向き合い集中する時間が楽しい。
集中して動いていくことで脳がスッキリする。
集中してセッションを受けて下さったクライアントが、
よく口にする言葉です。
私たちの専門性が高すぎたり、
クライアントに求める要求が高すぎてしまうと、
承認すべき事柄も見逃され、
こちらの思い通りの反応出ないってことが良くあります。
考えてみて下さい。
私たちが、運動やピラティスに出会った時、
最初から上手く出来たでしょうか?
理想の感覚通りに動けたでしょうか?
多くの方は、年月をかけ、
頭と体で理解していったのではないでしょうか?
そのプロセスを忘れて、
クライアントには最初からレベルの高いことを求めてしまう。
それは私たちのエゴですね。
ピラティスやヨガを始めたい方へ(始めて間もない方)
まずは、仰向けに寝て目を閉じて、
自分に意識を向けてみましょう。
焦る必要もなく、周りを気にする必要もありません。
周りと比べるなんて、基本的には意味のないことです。
(鏡があったり、大人数でのレッスンでは人と比べる人が多い)
今の呼吸はどのくらいの深さとペースですか?
肩や首に力は入っていませんか?
食いしばっていませんか?
骨盤や背骨はどのようなポジションにいますか?
足裏や手指はどのような感覚ですか?
静止状態で感じられる、意識を向けられるようになったら、
次は、動きの中でも常に自分の身体に感覚を向けましょう。
自分だけしか乗ることが出来ず、
自分だけしか操ることが出来ない
世界にたった一つの自分の体です。
口から入れるもの。
身につけるもの。
日々の動作や姿勢。
口から発する言葉。
マインド。
自分次第でどうにだって体の状態は変化します。
ココロとカラダを健康に。
ピラティスを活用してくれる人が増えたら嬉しいです。
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