ピラティスの哲学を学ぶ。
昨日のマットピラティス養成終了後、
受講生のお一人とお話ししていて、ふと思いました。

「ヨガとの違いはどのように説明しますか？」

と、尋ねられて色々とお話ししました。

歴史でいうとヨガが頂点かと。
ジョセフピラティスも、
病弱だった幼少期にヨガのエッセンスを取り入れています。

ただ、一般的に広まっているヨガ・ピラティスは別物。
今となっては、どちらもファッショナブルに扱われ、
自分で言うなですけど、ビジネスツールとしても扱われ、
（色々な資格コースが存在し、◯◯ヨガ、◯◯ピラティスというように
　もともとの素材に色を少しつけたような雰囲気で商材として
使われていることも少なくありません）

ジョセフが言いいました。
Contrology is Complete Coordination of Body,Mind and Spirit

これがピラティスの本質です。

ヨガは一つ一つのポーズや呼吸を通した瞑想から、
ピラティスは一つ一つのムーブメントを通した動作から、
自らの心身をコントールすること。

そして、身体→心、もしくは、心→身体の順番で、
自分と向き合い、自らの肉体と精神をコントロールしていくこと。

ただのリハビリでも、
ただの腹筋運動でもないのです。

突き詰めていけばこのような世界観も見えてきますが、
まずは「楽しく・心地良く・気持ちよく」で十分。

ピラティスが楽しい。
自分と向き合うのが楽しい。
動いて気持ちが良い。
動いてスッキリする。

最初は、それで全然良いと思います。

体が変わってきたら、心だって変化するし、
心の変化は、体に現れてきます。

とくに不調や悩みがない方は、
気軽にヨガやピラティスを楽しんで下さいね。

改善したい不調や痛み、
体型や心理的な悩みがある方は、
自分と向き合う時間を作ってみて下さい。

改善を人に求めるのではなく、
自分の中の答えにきっと気が付きますよ。

自分を感じて、自分を律して、
自分の足で立って、自分の人生を歩んでいきましょう。

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